同人作品の形式ごとの価格帯 CG集・音声・動画の新作を比べた集計
同じ同人作品でも、音声付きや動画の作品は、CG集より価格の中央値が2倍以上高い結果でした。価格だけを見て高い・安いを判断する前に、形式をそろえて比べる必要があります。
集計の方法
「FANZA同人の新作は1日約350本」と同じ、2026年8月19日から9月15日までに登録された新作9,868本を使いました。作品に付いているジャンルタグのうち、形式を表す次の4つで分けています。
- イラスト・CG集
- 音声付き
- 動画・アニメーション
- 3DCG
1つの作品に複数のタグが付いていることがあるため、合計は全体の本数と一致しません。また、4つのどのタグも付いていない作品が全体の83.8%ありました。この中にはコミック形式の作品が多く含まれると考えられますが、APIのデータだけでは形式を確定できないため、ここでは「形式タグなし」として別に示します。
形式ごとの価格
| 形式タグ | 本数(割合) | 下位25% | 中央値 | 上位25% |
|---|---|---|---|---|
| イラスト・CG集 | 841本(8.5%) | 198円 | 352円 | 660円 |
| 3DCG | 179本(1.8%) | 220円 | 495円 | 1,320円 |
| 動画・アニメーション | 684本(6.9%) | 412円 | 792円 | 1,320円 |
| 音声付き | 435本(4.4%) | 440円 | 825円 | 1,485円 |
| 形式タグなし | 8,271本(83.8%) | 176円 | 440円 | 770円 |
| 全体 | 9,868本 | 198円 | 440円 | 770円 |
価格は取得時点の販売価格で、割引中の作品は割引後の価格です。
読み取れること
- 音声付きと動画は中央値が800円前後で、CG集(352円)の2倍以上でした。
- 3DCGは価格の幅が大きい結果でした。中央値は495円ですが、上位25%の境目は1,320円で、動画と同じ水準です。
- 本数ではCG集が最も多く、音声付きは4.4%、3DCGは1.8%でした。音声や3DCGの新作は、CG集に比べて選べる本数が少なくなります。
選ぶときの使い方
価格を比べるときは、同じ形式の相場と比べます。たとえば音声作品で800円台なら、この期間の音声付き作品の中央値に近い価格です。CG集の相場と比べて高いと感じても、形式が違えば比較になりません。
価格と一緒に確認したいのが分量です。同じ価格でも、ページ数や再生時間が違えば1ページや1分あたりの値段は変わります。分量の見方は「同人作品を買う前に見直す5つの項目」で説明しています。
注意点
この集計は4週間分の新作だけを対象にしています。発売から時間がたった作品や、ランキング上位の作品では価格の分布が変わります。また、割引の有無で価格が大きく変わるため、同じ作品でも確認する日によって値段が違うことがあります。
出典・データの取得元
- DMM Webサービス 商品情報API(FANZA同人フロア・発売日順で取得し編集部が集計)(確認日: 2026-09-15)